将来に残したい和牛のみを使用しています

食事処へそでは、一次産業が衰退していく中で、お子様でも安心して食べられるより良い和牛作りに努めておられ、持続可能な将来のために残していかなければならない素晴らしい生産者の皆さまを応援すべく、そうした生産者の皆さまが丹精を込めて育てられた和牛のみを厳選して使用しています。

和牛は生き物であるとともに経済動物であり、その和牛生産は年々、工業製品化が進んでおります。

生き物を扱う難しさの中で、大変な思いをして和牛を育てられている生産者の皆さまにとっては、生産効率の向上は非常に重要な観点ではあります。

しかし一方で、生産技術の高まりにより、今やほとんどがA5等級となりました。

そのA5和牛も「胃もたれする」「脂っぽい」などと散々な評価をされることも増えてきました。

「良いお肉は少ししか食べられない」と和牛を敬遠される方も増えてきています。

そうした流れの中で、効率性のみでなく、

・融点が低く甘み豊かで胃もたれしない脂身

・旨みが詰まった濃厚な赤身の深い味わい

・芳しい和牛香

など、肉質へのこだわりを持って和牛を生産されている畜産農家さんは非常にわずかになってしまいました。

しかし当店では、そうした美味しさにこだわった和牛に特化して取り扱っている肉屋さんから仕入れる他、そうした生産者の方と産直で仕入れを行うことで、胃もたれする和牛を食べて「和牛ってこんなものか・・・」と思ってしまわれている方でも、もう一度和牛を好きになっていただけるものをご提供することを信念としております。

素晴らしい和牛を召し上がっていただくことで、和牛を好きになり、子どもたちでも安心して召し上がっていただける素晴らしい和牛が将来永劫にわたって生産され続ける。そんな未来が訪れることを心から願っております。

店主より御礼

店主(左)、神戸うすなが牧場の碓永氏(右)

食事処へそ店主の山内と申します。

食事処へそは1986年に開業し、2026年で40周年を迎えました。

先代が2024年11月末まで居酒屋としてへそを営業をしておりましたが、不慮の事故で亡くなりました。

急なことにも関わらず、通夜・葬式には200名を超えるお客様にお越し頂き、感謝の念とともに、先代の偉大さを大きく感じる機会となりました。

その後、私が2025年の2月にランチのお店へとリニューアルし、プレオープン。3月にグランドオープンをさせていただきました。

先代の村上靖子は、非常に明るく前向きな性格でした。

会うとみんなが元気になるような、会って話すだけで気持ちが明るくなり、嫌なことや辛いこと、しんどいことがパッと霧散し、励まされる。そんな人でした。

自分自身はとてもそんな人間にはなれませんが、そうした先代の想いを引き継ぎ、美味しさだけでなく、少しでも皆さまが楽しく、明るく幸せな気持ちになっていただけるお店であるよう、精一杯努めて参りたいと思います。

和牛への愛、生産者・事業者への愛、お客様への愛、従業員への愛、地域社会への愛を信念とし、取り組んでいます。

よろしくお願い申し上げます。

食事処へそ 山内

店主 山内ひろき

店主(右)、やまさん阪本商店の阪本社長(左)

大阪府堺市出身。大阪市在住。大阪を拠点に畜産ジャーナリストとして、生産から食肉の仕入れ・加工・提供までの調査・取材・報道を行い経験を積む。ジャーナリスト業以外にも、生産者や食肉関連業者との関係構築を重視しながら「未来に残していきたい畜産」をテーマにInstagramで情報発信(@29wagyu_hiroki)を展開。

それら取り組みの一環として、和牛専門店「食事処へそ」のオーナーとして、「和牛の良さを最大化すること」を追求し、厳選した黒毛和牛の魅力を最大限に引き出す商品開発と店舗運営に力を入れている。

趣味は映画・美術鑑賞。幼い娘を溺愛しています。